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Pflueger Medalist


Medalist fly reel 1926年フィラデルフィア州の最高受賞であるsesquil-centennialに輝くfly reel です。
1926年に生産が開始されたMedalistは現在でも生産されています。(1966年社Shakespeare社に
その権利を吸収されています。)

当時安価で人気のあったMedalistは現在でもコレクタ−ズ・アイテム
(pflueger社時代のもの)となっています。当時のカタログによると1492から1498までの5種類で特に
ダイアモライトのライン・ガ−ドが付いているモデルで超レア物となっています。日本では最小モデル
の1492,1494が特に根強い人気があります。人気ご存知A River Runs Through Itの映画で使用された
リ−ルでもあります。

日本でも人気のあるPflueger Medalist (1492,1494,1494 1/2,1495,1495 1/2,1496,14961 /2,1498)


世代別Pfluger Medalist

@初期型
一番初期のMedalistは3種類モデルが販売されていました。(1492,1494,1496右手用)、(1592,1594,1596左手用)、 (1392,1394,1396ライン・ガ−ドの無いモデル)当時はドラッグ機能の無いシングル・アクション リ−ルとして 販売されていました。

美しく曲がった支柱(sculpted pillarとかhourglass shaped pillarsと呼ばれています。) 、ラウンド・メタルのラインガ−ド(Diamolite Line Gurd),メタルで出来たスプ−ル・リリ−ス・カバ-(metal hub)が1930年代の特徴ですが、初期型の特徴はこの支柱がスプ−ルの中心部とその周りに6本にもマウントされ ています。ドラッグ機能もありませんのでクリッキングだけです。参考資料として1932年Pflueger社Fishing Tackle Catalog をご覧下さい。

1494
1492
1394 Hさんより現物お借りしました!

A第2世代
初期型同様にMedalistの美しく曲がった支柱、ラウンド・メタルのラインガ−ド、メタルのスプ−ル・リリ−ス ・カバ-は健在です。ただしスプ−ルの中心部とその周りに6本にもマウントは現在のフラットな形に変更されています。 もうひとつの特徴は調整可能なドラッグの追加です。

1938年のカタログにはadjustable dragについての説明書きが追加さ れていました。また一部材質の変更も当時おこなわれていまして、古いモデルはアルミニュ−ム製のフットを持ったモ デルしたが、のちにクロム製のフットに替わっています。参考資料として1938年Pflueger社Fishing Tackle Catalog をご覧下さい。

1492
1494
1495

B第3世代
第3世代よりプラステック製に替わったスプ−ル・リリ−ス・カバ-(しかしロゴ・デザインは同じ)、ま直ぐ伸びた支柱(pillar)長方形の形に変更されたラインガ−ド(それでもリ−ルにはDiamolite Line Gurdと書かれている)おそらく当時のラウンド・メタルのラインガ−ドは欠損が多くてしっかりした素材に変更されたものと思われます。美しいベ−クライトで出来たハンドルは健在でしたが、ドラッグ調整用のネジが(Brake Adjustable Screw)プラスチティック製に替わっています。
1495 1/2

C第4世代
第4世代にはスプ−ル・リリ−ス・カバ-のデザインが変更となります。したがってこの年代以前の Medalistがコレクタ−ズ・アイテムとなる訳なのです。スプ−ルを取り外すとプラスティックで出来たラチェットも確認出来ます。

D第5世代
Pflueger社は1966年社Shakespeare社にその権利を吸収されています。したがってスプ−ル・リリ−ス・カバ-のデザインが変更となります。

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